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◆◆◆G. W. ブッシュ政権の戦略
<◆◆戦略
<◆USA
米州FAQ 目次


 【link】

Deputy Secretary Wolfowitz Remarks at the World Affairs Council of Greater Philadelphia
国防省リンク:ウルフォウィッツ国防副長官のフィラデルフィアでの講演とQ&A

 ウルフォウィッツがテロとの戦争,21世紀型の軍隊へのアメリカ軍の変身,イラク状況などについて講演したもので長文だが面白いもの.
 テロとの戦争が冷戦と同じような大きな課題になってきており,簡単に勝利できるものではないこと,アメリカ軍は大型軍事作戦のような本格的軍事衝突だけでなく,「低規模戦闘」(ゲリラやテロとの戦闘,今のイラクでの様な戦闘)により上手く対応できるような変身が必要,と言っていて考えさせられる.
 Q&Aではかなり批判的な厳しい質問が出ているが,真剣な討議になっていて建設的.
 これを読むと,イラクについてアメリカは完全にコミットしていて,3年や5年で軍隊を引き上げられるとは思っていないが,それでも安定化をやり遂げる意気込みであることが強く感じられる.

――――――ニュース極東板

「FSM」:アメリカの大戦略


 【質問】
 G. W. ブッシュ政権内部におけるユニラテラリズム(アメリカ単独主導主義)と マルチラテラリズム(多国間協調主義)の色分けは?

 【回答】
▼ユニラテラリズム(理想主義派)=新保守主義者(ネオコン)=新帝国主義者
 米単独でのイラク攻撃を主張

 ポール・"ヴェロキラプトル"・ウルフォウィッツ国防副長官(PNAC)

 リチャード・"プリンス・オブ・ダークネス"・パール国防政策委員会委員長(PNAC)

 ルイス・"スクーター"・リビー副大統領補佐官(PNAC)

 ジェームズ・ウールジー元CIA長官(PNAC)

▼ユニラテラリズム(現実主義派)=攻撃的な現実主義者(本流)
 米単独 でのイラク攻撃やむなし

 リチャード・チェイニー副大統領(PNAC)

 ドナルド・ラムズフェルド国防長官(PNAC)

 ジョン・ボルトン国務次官(PNAC)

 コンドリーザ・ライス国家安全保障問題担当大統領補佐官

 ヘンリー・キッシンジャー元国務長官

▼アメリカン・マルチラテラリズム(現実主義派)=防御的な現実主義者(本流)
 国連安保理新決議によるイラク攻撃

 コリン・パウエル国務長官

 リチャード・"ショー・ザ・フラッグ"・アーミテージ国務副長官(PNAC)

 ブレント・スコウクロフト元国家安全保障問題担当大統領補佐官

 ジェームス・ベーカー元国務長官

 ズビグニュー・ブレジンスキー元元国家安全保障問題担当大統領補佐官

 ブッシュ・パパ元大統領

(園田義明 from 萬晩報メルマガ,2002/10/9)

G.W.Bush
(引用元:大和田秀樹「ムダヅモ無き改革」)


 【質問】
 ラムズフェルドはどんな人物か?

 【回答】
 一言で言えば,合理化推進論者.製薬会社を立て直したことが,ブッシュ政権下でのその自信の源になっているようだ.
 以下引用.

 ラムズフェルドは1975年,フォード政権期に史上最年少の43歳で国防長官に就任した.
 大きなセルフレームの眼鏡をかけた当時の肖像画は,今も国防総省1階の廊下に歴代の国防長官と共に掲げられている.
 その後,米イリノイ州の製薬会社「G・D・サール社」のCEO(最高経営責任者)となり,8年間の在任中に業績を躍進させたことは,ジェフリー・クレイムズ著「ラムズフェルド――百戦錬磨のリーダーシップ」に詳しい.
 ラムズフェルドは合理化を徹底させて,コストカッターとして名をはせた.

久江雅彦著「米軍再編」(講談社新書,2005.11.20),p.70

 マクナマラ臭が最後まで漂っていたのも,コスト・カッター体質の故か.

国防長官罷免後のラムズフェルド
(うそ)
(画像掲示板より引用)


 【質問】
 パウエル国務長官はブッシュ政権の異邦人か?
 Is Powell Really Bush's Odd Man Out?

 【回答】
 以下の評論によれば,「マスコミの言うパウエル孤立説は外交の中身を知らない素人考え」。
 なお,原文では実際例を多く挙げて検証しているが,煩雑になるので省略。

「最近出版されたロバート・ウッドワーズの本でもそうなのだが,ブッシュ政権のパウエル国務長官の位置づけにはメディア特有の色づけがあって、ラムズフェルド、チェイニーなどの『強硬派』に占められた政権の中で孤立しており、その行動が見えないとか、インポテンツだとか無視されている(以上はタイム誌が使った形容である)とかいわれている。

 そういうことを面白おかしく、もっともらしく書きたてる報道が多いわけで、そういう報道にも少しはもっともなところが無いでもないが、多くはパウエル長官のブッシュ政権に占める重要さを見落としている。

 アメリカの外交政策というのは議会(特に上院外交委員会)、政府機関、特にCIA,ペンタゴン,IMF、産業界や金融界との関係・・などの意向や議論が総合化される,大変複雑なものなのである。
 パウエル長官の議論の相手はラムズフェルド国防長官やチェイニー副大統領だけではない。
 パウエル長官は大統領の信頼が厚く、また忠誠である。

 パウエル長官の(はたからの見た目に、派手かどうかはべつに)優れた外交実績はインドとパキスタンの戦争を回避して相互理解に向かわせたことに良く現れている。
 ヨハネスブルグの地球温暖化サミットでの根回しや2001年のアメリカ偵察機の中国での接触事件の収拾などもそうである。・・・(後略)

Earl Ofari Hutchinson, AlterNet May 6, 2004


 【質問】
 ライス氏が四年前に発表した外交政策論文には,
「中国は現状維持のパワーではなく、アジア太平洋地域での米国の役割に憤慨している」
とありましたが、これは完全にリアリスト、とくにオフェンシブ・リアリストの見解ですね。Status-Quo power ではない、ということですか?

 【回答】
 ライスはご存知にようにリアリストなんですが、同時に戦略学でも相当名が知られた人物です。
 下の本の中では、ソ連の国家戦略についての論文を書いております。

Makers of Modern Strategy: From Machiavelli to the Nuclear Age (Princeton Paperbacks)
Peter Paret

 この編集者のピーター・パレットという人は、クラウゼヴィッツ主義者としては現在ほぼ世界最高権威の人なんですが、この人が選んで編集したものの中に、政府に入る前の彼女の論文が載るということ自体が、ものすごい戦略家である証とも言えます。

 オフェンシブ・リアリズムの本としては,以下のものがある.

1、The Tragedy of Great Power Politics
John J. Mearsheimer
(とりあえず一番まとまっているのはこれですな(笑))

2、From Wealth to Power: The Unusual Origins of America's World Role (Princeton Studies in International History and Politics)
Fareed Zakaria

 ザカリアはオフェンシヴ・リアリストとして有名。
 この本ではアメリカ初期の外交史を引き合いに出して、「ディフェンシヴ・リアリズム」と、自分の主張する「ステートセンタード(オフェンシヴ)・リアリズム」を検証してます。

3、Deadly Imbalances: Tripolarity and Hitler's Strategy of World Conquest
Randall L. Schweller

 若手のオフェンシブ・リアリストによる、ナチス・ドイツの対外政策をネタにした理論検証。ディフェンシヴ・リアリズムに対してけっこう攻撃してます。
 彼の場合は本よりも論文にすごいのがあります。

本で出ているのは、今のところこの三冊だけです。
 論文のほうでは数え切れないくらいあります。

 Realism重要文献

From Preponderance to Offshore Balancing: America's Future Grand Strategy
Christopher Layne
International Security, Vol. 22, No. 1. (Summer, 1997), pp. 86-124.

Preserving the Unipolar Moment: Realist Theories and U.S. Grand Strategy after the Cold War
Michael Mastanduno
International Security, Vol. 21, No. 4. (Spring, 1997), pp. 49-88.

Bandwagoning for Profit: Bringing the Revisionist State Back In
Randall L. Schweller
International Security, Vol. 19, No. 1. (Summer, 1994), pp. 72-107.

A Realist Reply
John J. Mearsheimer
International Security, Vol. 20, No. 1. (Summer, 1995), pp. 82-93.

The Future of World Politics: Will It Resemble the Past?
Robert Jervis
International Security, Vol. 16, No. 3. (Winter, 1991-1992), pp. 39-73.

The Security Dilemma Revisited
Charles Louis Glaser 1954-
World Politics, Vol. 50, No. 1. (Oct., 1997), pp. 171-201.

New Realist Research on Alliances: Refining, Not Refuting, Waltz's Balancing Proposition
Randall L. Schweller
The American Political Science Review, Vol. 91, No. 4. (Dec., 1997), pp. 927-930.

The Case for Finite Containment: Analyzing U.S. Grand Strategy
Stephen M. Walt
International Security, Vol. 14, No. 1. (Summer, 1989), pp. 5-49.

Back to the Future, Part II: International Relations Theory and Post-Cold War Europe
Stanley Hoffmann; Robert O. Keohane; John J. Mearsheimer
International Security, Vol. 15, No. 2. (Autumn, 1990), pp. 191-199.

Primed for Peace: Europe after the Cold War
Stephen Van Evera
International Security, Vol. 15, No. 3. (Winter, 1990-1991), pp. 7-57.

Back to the Future, Part III: Realism and the Realities of European Security
Bruce M. Russett; Thomas Risse-Kappen; John J. Mearsheimer
International Security, Vol. 15, No. 3. (Winter, 1990-1991), pp. 216-222.

Preempting Revolutions: The Boundaries of U.S. Influence
Robert A. Pastor
International Security, Vol. 15, No. 4. (Spring, 1991), pp. 54-86.

Realism and Domestic Politics: A Review Essay
Myths of Empire: Domestic Politics and International Ambition.

Jack Snyder
Review author[s]: Fareed Zakaria
International Security, Vol. 17, No. 1. (Summer, 1992), pp. 177-198.

Realism and U.S. foreign policy toward North Korea: the Clinton and Bush administrations in comparative perspective

Why International Primacy Matters
Samuel P. Huntington
International Security, Vol. 17, No. 4. (Spring, 1993), pp. 68-83.

 リアリストたちの政策提言書については,

1、The Case for Finite Containment: Analyzing U.S. Grand Strategy
Stephen M. Walt
International Security, Vol. 14, No. 1. (Summer, 1989), pp. 5-49.

2、From Preponderance to Offshore Balancing: America's Future Grand Strategy
Christopher Layne
International Security, Vol. 22, No. 1. (Summer, 1997), pp. 86-124.

3、Geopolitics Updated: The Strategy of Selective Engagement
Robert J. Art
International Security, Vol. 23, No. 3. (Winter, 1998-1999), pp. 79-113.

4、Come Home, America: The Strategy of Restraint in the Face of Temptation
Eugene Gholz; Daryl G. Press; Harvey M. Sapolsky
International Security, Vol. 21, No. 4. (Spring, 1997), pp. 5-48.

5.Competing Visions for U.S. Grand Strategy
Barry R. Posen; Andrew L. Ross
International Security, Vol. 21, No. 3. (Winter, 1996-1997), pp. 5-53

(Kbk)

(画像掲示板より引用)

 【余談】
「内閣総理大臣 大和宗一郎」が面白すぎる件について

 エロゲーのクセに,ライスブレッドをネオコンではなくオフェンシブ・リアリストと表記する無駄な正確さ(引用画像参照).
 他にも色々と真面目な記述が……
 恐ろしいことに,マスコミやテキトーに売られてる本よりも記述が正確です(汗

寄星座,2006/8/21-22


 【珍説】
<米大統領選>電子投票の激戦州で異様なブッシュ票 [2004/11/8 毎日新聞]

 市民団体「ブラック・ボックス投票」によると、光学読み取り式投票機を使ったフロリダ州カルホーン郡では、登録有権者8350人中82.4%が民主党員で、共和党員は11.9%。投票率71.4%での推計ではブッシュ氏709票、ケリー氏4911票だったが、結果はブッシュ氏3780票、ケリー氏2116票で、ブッシュ票が予測より433.2%も増えた。

 【事実】
陰謀論キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

>光学読み取り式投票機を使ったフロリダ州カルホーン郡では、
>登録有権者8350人中82.4%が民主党員で、共和党員は11.9%。

  カルホーン郡は伝統的に共和党の地盤ですけどね
  http://election.dos.state.fl.us/elections/resultsarchive/index.asp 
          共和党 民主党
  2000 Calhoun 2,873 2,155
  1996 Calhoun 1,717 1,794
  1992 Calhoun 1,721 1,665
  1988 Calhoun 2,420 1,329

>一方、オハイオ州フランクリン郡ガハナ地区では、
>638人しか投票しなかったのに、
>タッチスクリーン式の投票機がブッシュ氏4258票、
>ケリー氏260票とはじき出した。

 ガハナ地区の件も解決済み。
 非公式発表が間違ってただけで、実際はブッシュ365票ケリー260票.ごく普通の結果。
 だからコレを持って不正があったという根拠には全くならない。↓以下ソース
http://edition.cnn.com/2004/ALLPOLITICS/11/05/voting.problems.ap

>ジャーナリストのトム・ハートマンさんは
>「出口調査はケリー氏勝利を予測していた。
>出口調査と結果がかい離するようになったのは
>電子投票が導入されてからだ」と指摘。
>不正投票の疑いも含めて調査すべきだと訴えている。

  出口調査と結果が食い違うのは、メディアが信頼されてないから。
  その典型が日本。出口調査だけなら毎度民主党の圧勝だ。

<今日の結論>

・毎日新聞は裏を取らないで「市民団体」の主張をそのままそっくり載せるから、記事は信用できない
・アメリカにも日本のjca関連みたいな「市民団体」があって捏造をばらまいてる
・jcaのサイトはスルーしよう.うっかりソースとして提示すると恥をかくくらい信用できない

週刊オブイェクト,2004/11/8

 なお,大統領選の不正投票疑惑はアメリカで完全に論破されたらしい。

「ブログが広げた投票不正疑惑はすぐに論破された」 (New York Times) [むなぐるまさん]

「投票不正疑惑は論破された」NYタイムズ [見えない道場本舗-Josh応援団さん]

 ちなみにこのニューヨークタイムズ誌は選挙戦の最中、民主党のケリー候補を支持する社説を載せています。[ケリー氏を「熱烈支持」 NYタイムズが社説で
 こういった民主党支持のマスコミが,「不正疑惑は根拠無きデマ」と断じている意味は大きいでしょう。

また、リンク先ブログのむなぐるまさんの所ではこんな事も報じられています。

ところで、この大統領選挙に関して、ブログ界隈に流れた「都市伝説」は他にもある。
 たとえば、ブッシュ氏に投票した州はIQが低い、という表が、日本でもあちこちのブログで紹介されていたが、この数字も、最上位のコネチカット(113)から最下位のミシシッピ(85)まで、IQの差が大きすぎる。
 この表について報道したEconomist紙は
「オリジナル・データを独自に検証できない」
として記事を撤回し、またこの表を最初に出したサイトの管理人も、
「手元に資料がない」
と、ソースを提示できないでいる。

 ・・・するとつまり11/8の日記で紹介した毎日新聞の記事、あれってやっぱりネットのブログで騒がれていたレベルの内容を,そのまま新聞記事にしてしまったのですね。
 國枝すみれ記者はとても軽率なことをしました・・・そしてすみれちゃんの記事をそのまま信用してしまったヤッシーの、明日はどっちだ?

ッシュ再選を喜ぶ日本はどうかしてる 注:タイトル原文ママ  [11/10 ゲンダイネット 【田中康夫】]

 その大統領選は、激戦が報じられたオハイオ州フランクリン郡ガハナ地区で、638人しか投票しなかったのに、何故かタッチスクリーン式の投票機はブッシュ4258票、ケリー260票と表示し、その“捏造(ねつぞう)”された票数が認められたと報じられています。

 康夫ちゃん、それってとっくに論破済み(11/8の日記を参照)なんだけど・・・

506 :名無しさん@5周年 :04/11/08 02:54:50 ID:tv6p3C89
   ガハナ地区の件も論破済み。
   非公式発表が間違ってただけで、実際はブッシュ365票ケリー260票でごく普通の結果。
   だからコレを持って不正があったという根拠には全くならない。↓以下ソース
    http://edition.cnn.com/2004/ALLPOLITICS/11/05/voting.problems.ap

 田中康夫知事、貴方は勇み足です。

「毎日新聞」の調査は物語ります。

 うわぁぁん、やっぱり毎日新聞を見て言ってるんだ、誰か教えてやれよ
「田中知事、あなたは情報から取り残されています」とでも。

 ・・・って、ゲンダイの元の記事はリンクが切れてますな。さすがにまずいと思って消したのだろうか。
と思ったらアドレスが移動してただけでした。

ッシュ再選を喜ぶ日本はどうかしてる [11/10 ゲンダイネット 田中康夫]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__376284/detail

・・・なぜ、タイトルを直さない?

(「週刊オブイェークト」,2004/11/14)

 【珍説】
>出口調査と結果が食い違うのは、メディアが信頼されてないから。
>出口調査だけなら毎度民主党の圧勝だ。

▼統計には必ず誤差がある。有権者がメディアを信頼している/いないにかかわらず、それは「一定程度の割りあいで発生するもの」である。
▼また各局・各社ごとに調査の時間帯や方法や調査対象人数が違うので、同一選挙に複数の予想がありうるのは当然。
http://www.jichiro.gr.jp/tsuushin/back/675/675_1.htm
 ・・・別に厨房が大喜びするほどのことは何もない。
>▼「出口調査だけなら毎度民主党の圧勝だ。」→根拠のない謬論。反例は上記リンク参照。
【残念!論破されました】

(九郎政宗)

 【事実】

>  ▼統計には必ず誤差がある。有権者がメディアを
>  信頼している/いないにかかわらず、それは「一
>  定程度の割りあいで発生するもの」である。

 統計学ではこういうのを誤差とは言わない。
 誤差とは、統計設計の段階で、母集団からサンプルを抽出する時や総回答に占めるエラーの確率を考慮したもので、この様に大きな差異が出た場合、統計の設計自体に問題があると考えるべきで、この場合聞き取り調査だから、調査員の資質などをまず疑うべき。
 統計調査を知ったかぶりするあなたは、一言で言って、九郎政宗さん
【残念!論破されました】

(九郎村正)

 仮に政宗の言う通りだとしても、マスゴミが信頼に足るという理由には全くなりませんが。
 そもそも今回の選挙だって、日本のマスゴミは米3大ネットやCNNの情報を翻訳するだけで、それらのメディアが偏向していたために何も事実を伝えられなかったではありませんか。
 フロリダをブッシュが制した時点でかなりブッシュが有利になったのに、そんな判断も下せない。
 オハイオの暫定票が14万〜20万と言われていた時点で、14万票ブッシュがリードしていたのだからその時点で当選確実と言えた筈なのに、それでも日本のメディアは伯仲などと大嘘を報じていた。
 日本メディアは自分で判断する事ができないのですか?

 大体,自国の選挙の出口調査ですらいい加減な統計しか出せていないのだから、他国の選挙中継だって全く信頼出来ないのですよ。

(名無し草)

 また,その誤差が一方の方向に偏って現れるときは、どこか捜査が間違っている可能性が高い、と疑うのが普通ですね。
 統計解析を知らない厨房が出没するのはここですか?

そしてその傾向が毎回同じと言うのは以下略。
やっぱ結局この人はピンポンダッシュ君に過ぎないみたいですね。(

(バカの手先の(以下略))

>▼統計には必ず誤差がある。

 では出口調査と結果が違っていても、問題無いというのがお前の主張なわけだな?
 ブッシュ共和党陰謀説は否定されるわけだが、それでいいんだな?

 お前の反論は反論になってないぞ。
 この日記の主題は「陰謀論の否定」なのだから、この日記を論破するには陰謀論の確かな存在を示さなければならない。
 でも九郎、お前も「陰謀論を否定」しちゃってるわけだが、それでいいんだな? (w

>▼「出口調査だけなら毎度民主党の圧勝だ。」→根拠のない謬論。反例は上記リンク参照。

 日本での先の衆院選と参院選で、出口調査は全く当てにならなかった。両選挙とも出口調査で民主党大躍進が報じられたが、下方修整されていった。
 今回の大統領選挙も同じだったわけで、実績を示しているわけなのだが。

>【残念!論破されました】

 論破のなにも、お前の反論は的外れなのだが?(w

(JSF)

週刊オブイェクト,2004/11/8コメント欄

 【珍説】
>  カルホーン郡は伝統的に共和党の地盤ですけどね
>  http://election.dos.state.fl.us/elections/resultsarchive/index.asp 
>          共和党 民主党
>  2000 Calhoun 2,873 2,155 5028
>  1996 Calhoun 1,717 1,794 3511 
>  1992 Calhoun 1,721 1,665 3386 
>  1988 Calhoun 2,420 1,329 3749 

▼共和党と民主党の得票率比は
  2000 57.1:42.9
  1996 48.9:51.1
  1992 50.8:49.2
  1988 64.6:35.4(単位は%)
▼・・・「伝統的に共和党の地盤」という根拠は示されず。これはむしろここ10年間の共和党・民主党の力関係が「伯仲」しているという証拠。
▼厨房は小中学生レベルの数の計算もできないらしい。
【残念!論破されました】

(九郎政宗)

 【事実】
 さて、九郎は既にやらかしているわけだが、気付いているか?

 力関係が「伯仲」しているのなら、市民団体「ブラックボックス投票」による『フロリダ州カルホーン郡では、登録有権者8350人中82.4%が民主党員で、共和党員は11.9%』というデータ自体が、やはりおかしいと言う事になる。
>▼共和党と民主党の得票率比は
>  2000 57.1:42.9
>  1996 48.9:51.1
>  1992 50.8:49.2
>  1988 64.6:35.4(単位は%)
>▼・・・「伝統的に共和党の地盤」という根拠は示されず。これはむしろ
>ここ10年間の共和党・民主党の力関係が「伯仲」しているという証拠。
-----

 伯仲してるのは1996年と1992年。1988年と2000年は共和党の圧勝。そして過去4回のなかで3回共和党が勝利。
 そして2004年は倍近い得票率で共和党が圧勝。過去5回の選挙のうち3回が圧勝、1回が辛勝、1回が惨敗で4勝1敗。どう見てもカルホーン郡は共和党の地盤だよ。

 そして仮に「民主党と実力は伯仲している!」だとしても、市民団体「ブラック・ボックス投票」の事前推計ブッシュ氏709票、ケリー氏4911票は明らかにおかしい。

 どちらにせよ陰謀論は否定される。デマを流しているの民主党支持の市民団体、という事実が浮き彫りにされる。

(JSF)

 結果は64.1%: 35.9%。
 もともとの推計が例年を反映してないんだから異常値とはいえない。どういう計算なのか知らないが、数値を盲信するなら共和党員は11.9%しかいないのに検討しているようだ。
論破失敗。

(サスケット)

週刊オブイェクト,2004/11/8コメント欄

 【珍説】
▼厨房は英語が読めないので、選挙当日の電子投票マシンのトラブルがどれだけ深刻であったか理解できない。
http://edition.cnn.com/2004/TECH/11/03/electronic.voting.ap/index.html
4年前の深刻な大騒ぎのことも、おおかた忘れているんだろう。(
▼さて、問題は、出口調査の結果と実際の投票結果の乖離が、「統計上の誤差」ですませられないほど深刻である・・・と、複数の調査者が報告している場合に、これをどう考えるかだ。しかも票のカウントの問題は、前回の選挙でさんざんな騒動を引き起こした重大なトピックでもある。「厳密すぎる」ということはないのだが・・・。

しかし厨房は英語が読めないので、
http://www.blackboxvoting.org/
↑ソースにあたって裏を取ることもないし、
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A23580-2004Nov3.html
↑ワシントンポストなど複数の報道機関が「出口調査の結果と実際の投票結果の乖離」に疑念を表明していることも知らないし知る気もないし、
http://americablog.blogspot.com/archives/2004_10_31_americablog_archive.html#109946880458828314
↑オハイオ州の投票箱を集める選挙スタッフが、「ブッシュ&チェイニー」のステッカーを貼った車で、不正規な行動を取っていたことなんかにもまったく関心がない。
厨房はただ、
他の厨房の主張をそのままそっくり脳内コピペして、「ほうら思ったとおりだ毎日新聞なんてアテにならないね」と嬉しそうにハアハアゆってたりするだけだ。

▼そんなふうに毎日新聞の記者を思うさま「論破」できるのも罵倒できるのも、ネットの中だけだ・・・
今だけは、今このときだけは厳しい現実を忘れて、夢の世界に遊ぶがいい、厨房よ・・・

▼そしてもう、そこから出てくるな。(@∀@)

(九郎政宗)

 【事実】
 マシントラブルと不正はイコールじゃつながんないよ。
 論破失敗。

 最も大きなトラブルは,投票者がいっぱいきたときに、「投票箱」の追加が困難だったため,待ち時間が盛大にかかったとかだとか? ITサラリーマンとしてはなかなか興味深い。

>問題は、出口調査の結果と実際の投票結果の乖離が、「統計上の誤差」ですませられないほど深刻である

 いや。
 ていうか、統計上の誤差が発生するという指摘はあったけど、そもそも統計上誤差以外(メディアの信頼性のなさなど)が発生しないという「論破が終わってない」から、深刻かどうかよう分からんわい。
 メディアが信頼できないのはまぁ深刻だが。

(サスケット)

>▼さて、問題は、出口調査の結果と実際の投票結果の乖離が、
>「統計上の誤差」ですませられないほど深刻である・・・と、
>複数の調査者が報告している場合に、これをどう考えるかだ。
-----

↓こういう答えが出ている。リンク貼ってるネタ元の掲示板に既に書き込まれてあるのだが。・・・チェックくらいとけよ、九郎。

>ちなみに、南部の昔ながらの保守的な民主党員は最近共和党に投票する傾向がある。
>共和党大会でブッシュを応援する演説をしたのは、フロリダのお隣ジョージア州の民主党議員。
>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040902-00000047-kyodo-int

>http://us.cnn.com/ELECTION/2004/pages/results/states/FL/P/00/index.html
>民主党員が共和党に入れる率が14%、逆はその半分7%。
>全体の中で37%の中の14%だから、投票者のの5%くらいは民主党員でありながらブッシュに入れてる。
>だからフロリダではそれなりの差が付いてブッシュが勝った。
------

 民主党員でありながら共和党に入れる人は、共和党員でありながら民主党に入れる人より多かった。
 これが出口調査と結果の捻れの正体だ。ライバル政党へ入れてしまった党員は、出口調査で嘘をつくわけだからね。

 はい、そんなわけで九郎正宗への迎撃完了。・・・相変わらず楽な相手だ。

(JSF)

週刊オブイェクト,2004/11/8

 【余談】
>http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20041106
># claw 『そのT72をものすごい勢いで俺が論破しています。
-----
 いや、人間スゲェことをやった―優秀な敵対勢力を俺の手でへこませてやったぜ〜―時に、なんかこー、周りに吹聴して回りたくなる気持ちは分からんでもないですが。自己顕示欲とか。
 分からんでもないけど,成果出す前にグローバルで宣言しちゃった以上、これでだめだったら恥ズカシイデスネ.

(サスケット)

 なんでも
># claw 『ふつう疲れてくれば「遠征」はしないだろw(@∀@)
>言うこと言ったから俺はスッキリした。あとは好きにすれば。』
だそうですから、ただのピンポンダッシュみたいですよ。
 見識はおろか覚悟も度胸も根性も無い、ただのヘタレ。

(バカの手先の(以下略))

 クロウきゅん、ピンポンダッシュみっともないアルね。

http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/comment?date=20041106
# claw 『これ以上やりたきゃ俺のとこに(@∀@)コイ!www』

(JSF)

週刊オブイェクト,2004/11/8

 【質問】
 では,なぜブッシュは再選できたのか?

 【回答】
 以下のような見解がある.

 ブッシュに再選を果たさせたのは、マイケル・ムーア を先頭に、ブッシュを(その支持者を)バカバカバカと言い続けてきた(いや、言う ことの快感に酔っていた)反ブッシュの人々の、その態度なのだ。

 一番ヒドイと思ったのは、ケリー支持=都市部中心、ブッシュ支持=地方中心とい うデータを受けての、農村地帯批判が盛り上がっていること。無知な田舎の牛飼いや 農耕者には投票権などやらずに、教養ある都市圏の人間だけで大統領を選出し、世界 を動かしていこうということか。
 思わず苦笑する。教養人という人たちは、やはりホ ンネのところでは民主主義がお嫌いらしい。
 あんたがたのそういうホンネを敏感に感 じ取った人々が、唯一の自分たちの武器である一票を有効に使ったことによって、ケ リーは敗北を喫したのである。
 彼らが食べる小麦 も、大豆も、牛肉も、みんな地方の田舎者が作っている。それらを飽食しながら自分 たちを啓蒙しようとする奢った文化人たちへの、今回の選挙結果は痛烈な返礼だ。

 私は、2003年3月28日の日記で、今回の選挙結果の先取りとも、言えば言え ないこともない事実を指摘している。
http://www.tobunken.com/olddiary/old2003_03.html
「N.Y.や西海岸あたりの知識人が、ブッシュの無知をあざ笑えばあざ笑うほど、 彼の支持基盤であるテキサス等、中央部でのブッシュへの肩入れは強固なものになっ ていく。
 忘れてはいけないが、アメリカという国は基本的に田舎者が大多数の国なの だ。知識をひけらかし自分たちをバカにする都会ものに対する、純朴な良き農民、牛 飼い、季節労働者たち非エリート層の反発がブッシュの力だ。
 彼らは、アメリカ人の アイデンティティを奪おうとするインテリたちに、根本的なところで抜きがたい不信 感を持っている。
 ブッシュはそこをうまい具合にすくい上げ、強いアメリカ、不正の 前に屈するよりは名誉ある孤立を選ぶアメリカのイメージを自らの上に重ね合わせて いる。

 ものを知らない、よく言い間違いをする、文法を誤って使う、しょっちゅうジョー クをハズす、嗜好が幼稚である、というようなことでマスコミはブッシュを笑い者にする。
 これは平清盛がノシ上がってきたときの宮中公家たちの態度、ヒトラーが台頭 してきたときの旧プロイセン貴族たちの態度と同じだ。
 彼らの立場がその後どう逆転 したかは、歴史の教えるところである。
 ブッシュを甘くみてはいけない。彼のような タイプのリーダーは、本当に恐ろしいのだよ(2003年日記より)」

 いばるわけではない。こんなこと、向こうに知人・友人の2、3人もいればちゃん と伝わってくることだ。
 それも見えなかった、見ようとしなかった日本のマスコミ、 ジャーナリストたちって、いったい何なのか。
 現実を見据えず、自分の理想の世の中 ばかりを目の前にブラ下げていた結果なのではないのか。
 アメリカ人がクシャミをす れば日本人は風邪をひく。遠くもなく同じ保守化は日本を襲うだろう。
 いや、すでに その徴候は顕著だろう。

 市民運動も結構、リベラル派の意見の方が正しい場合がある ことも少なからず認める。
 しかし、なぜ、そのような意見が主流になりえないのか。 それは何度も言うが、その意見をデモクラシー下で国民に伝える、根本の方法、そし て態度が間違っているからではないのか。
 私は山形浩生氏ほど不人情ではないので、 本気で彼らの行く末を心配してしまうのである。

唐沢俊一「裏モノ日記」,2004/11/4,抜粋要約

 宣伝になるが、私の同人誌『ジャック・チックの妖しい世界』をお持ちの方はいま 一度、読み返してみるといい(お持ちでない方は東文研の通販で!)。アメリカの大 衆レベルでどれだけロックや同性愛やドラッグといったものを“憎む文化”が浸透し ているかがわかる。ブッシュと原理主義の関係にもちょっとだが触れている(すっか り忘れていた)。
 問題は、こういう傾向を単なるトンデモと軽く考え(私の本もその レベルだが)、実は現代アメリカ社会に通底している大きな潮流ととらえられなかっ た(自分たちの方を大きな潮流とカン違いしていた)進歩派の認識の甘さである。

 ただ、それまでは個人の信念に過ぎなかった宗教観が、国家というもののアイデン ティティにまで肥大してきたという事実が興味深い。
 この日記でも、また『社会派くんがゆく!』でも21世紀の戦争は餓えや貧困ではなく、アイデンティティ問題から 起こるとしつこく言ってきたが、今回の結果はその、当然のこととはいえ何か嫌な形での表面化なのかもしれない(町山氏ほど心配はしていないけど)。

同,2004/11/5,抜粋要約

 ※小室直樹を誉めていたりと,ちょいとアレな日記ではあるが.
 また,James Q. Wilsonは次のように言う.

Post-election analysis has focused on the importance of "moral values" in the presidential campaign, yet a closer examination of the numbers reveals that a variety of issues and the success of organizational strategies in both parties played a bigger role in the outcome.
ポスト選挙分析は、大統領選挙戦中の「道徳的価値観」の重要性に注目しました。しかし、数のより接近している検査は、様々な問題および両方のパーティーにおける組織的な戦略の成功が結果に、より大きな役割を果たしたことを明らかにします。

It is easy to explain the election. Too easy. Depending on your instincts and how much time you are given to think, you can say that the electorate has moved to the right or that John Kerry flip-flopped or that the Democrats were unable to appeal to the moral values of people. Thomas Friedman wrote in the New York Times that President Bush was reelected by people who disagree with Friedman on what America should be. His evidence is that "Christian fundamentalists" have used their "religious energy to promote divisions and intolerance at home and abroad." Garry Wills has said much the same thing.
選挙について説明することは容易です。容易すぎます。あなたの本能に依存すること、そして、あなたは、考えるためにどれだけの時間を与えられますか、有権者が右あるいはそれに軽打をばたばた動かされたジョン・ケリーを移動させたか、民主党員が人々の道徳的価値観に訴えることができなかった、と言うことができます。トマス・フリードマンは、ブッシュ大統領が再選されたニューヨークタイムズの中で書きました、一致しない人々、アメリカがであるべきものの上のフリードマンと。彼の証拠は、「キリスト教の根本主義者」が彼ら?フ「国内と海外で区分と不寛容を促進する宗教のエネルギー」を使用したということです。Garryウィル、ほとんど同じ考えは言いました。

These explanations are wide of the mark. The nation did not undergo a rightward shift in 2004 any more than it had when it elected Reagan in 1980 and reelected him in 1984. The policy preferences of Americans are remarkably stable, a fact that has been confirmed by virtually every scholar who has looked at the matter.
これらの説明は的外れです。1980年にレーガンを選び、1984年に彼を再選した時、それが持ったと同様に、国家は2004年に右側の変更を経験しませんでした。アメリカ人の政策優先権は著しく安定しています。持っている事実上すべての学者によって確認された事実は問題を見ました。

There is no doubt that John Kerry showed great skill at embracing deeply contradictory positions, but that does not make him unusual; all politicians have mastered the art of self-contradiction. What was remarkable in this election is that one candidate, President Bush, never changed: he said what he meant and meant what he said.
ジョン・ケリーが深く矛盾している位置の包含に対する大きな技術を示したという疑問はありません。しかし、それは彼を異常にしません;政治家はみな、自己矛盾の芸術をマスターしました。この選挙において著しかったことはその1つの候補、ブッシュ大統領(変更されない)です:彼は、何を言いたいか言い、彼が言ったことを言いたい。

A True Moral-Values Majority?
真実道徳的価値観大多数?

If the Democrats could not appeal to the moral values of people, that fact must have been lost on the 48 percent of the voters who supported Senator Kerry. It is true that moral values were important to some: based on exit polls, to about one-fifth of all voters. And of these, the overwhelming majority supported President Bush. But almost exactly the same fraction said that jobs and the economy were the most important issues, and of these the overwhelming majority supported Senator Kerry. And if you add together terrorism and the war in Iraq, 34 percent found these to be the most important issues. (Mr. Bush carried those worried about terrorism, Senator Kerry those critical of the Iraq war.) Given these facts, why does a Times reporter write that moral values were the "defining issue"? I have read her essay three times and cannot discover an answer.
民主党員が人々の道徳的価値観に訴えることができなかったならば、その事実が、上院議員ケリーを支援した投票者の48パーセントに理解されられたに違いありません。道徳的価値観がいくらかにとって重要だったことは真実です:すべての投票者のおよそ5分の1に出口調査に基づきました。また、これらのうち、圧倒的多数はブッシュ大統領を支援しました。しかし、ほとんど、正確に同じ分数は、仕事および経済が最も重要な問題であると言いました。また、これらのうち、圧倒的多数は上院議員ケリーを支援しました。また、あなたがイラクでテロリズムおよび戦争をともに加えれば、34パーセントは、最も重要な問題であるためにこれらを見つけました。(ブッシュ氏はそれらを運びました、テロリズムについて心配した、上院議員ケリー、イラクの戦争に批判的な人々。)これらの事実を与えられて、なぜタイムズ・リポーターは、道徳的価値観が「定義する問題」だったと書きますか。私は、彼女のエッセイを3回読んでおり、答えを発見することができません。

I am just as mystified by Mr. Friedman's lament that "Christian fundamentalists" are ruining his America by fostering "divisions and intolerance." It would make as much sense to say that liberals are fostering division and intolerance by favoring abortion and gay marriages. In fact, abortion was not an issue in the election, and Messrs. Bush and Kerry both opposed gay marriage. A ban on gay marriage was approved in Oregon, a state won by Senator Kerry.
ちょうど「区分および不寛容」を促進して、「キリスト教の根本主義者」が彼のアメリカを破滅させているフリードマン氏の悲嘆によって神秘的になるように、私はそうです。中絶および同性愛者の結婚への賛成により、自由主義者が区分と不寛容を促進していると言うために、それは多くの感覚として作るでしょう。実際、中絶は選挙で問題ではありませんでした。また、ブッシュさんおよびケリーは両方とも同性愛者の結婚に反対しました。同性愛者の結婚の禁止は、オレゴン(上院議員ケリーによって勝ち取られた州)で承認されました。

In truth, American politics has frequently been gripped by moral issues. It is one of the aspects of our history and culture that makes us different from most European democracies. We have become morally engaged by the struggle against slavery and against liquor and for civil rights. David L. Chappell, in his splendid history of the civil rights movement, reminds us that this was not simply or even mostly a political struggle about well-understood rights but rather a religious effort to define those rights and to motivate people to recognize them. It is easy to forget that there were religious leaders on both sides of that struggle. Those who defended segregation urged followers to confine preaching to the word of God and not to meddle with cultural matters; those who attacked segregation said that the word of God required them to prevail by changing the culture.
真実では、アメリカン政治が、モラル問題によって頻繁につかまれました。私たちをほとんどのヨーロッパの民主主義国家と異なるようにするのは私たちの歴史の様相のうちの1つおよび文化です。私たちは、奴隷制度に対する、およびアルコール飲料に対する努力によって、および市民権のために道義的に取られるようになりました。デービッドL.Chappellは、公民権運動の彼の壮麗な歴史に、これが単にあるいはほとんどさえよく了解されている権利に関する政治闘争ではなくそれらの権利を定義し、かつ人々を、それらを認識するように動機づけるやや宗教の努力だったことを私たちに思い出させます。宗教のリーダーがその努力の両側にあったことを忘れることは容易です。分離を防御した人々は、神の単語に説教することを制限し、かつ文化的問題をいじらないように追随者に促しました;分離を攻撃した人々は、神の単語が文化の変更により普及していることをそれらに要求したと言いました。

It is true that President Bush improved his voting support among people who attend church frequently and who describe themselves as Catholics, Protestants, and Jews, but Senator Kerry won nearly half of all Catholic votes and over three-fourths of all Jewish ones.
ブッシュ大統領が教会に頻繁に参加し、彼らはカトリック教徒、プロテスタントおよびユダヤ人と自称する人々の間の彼の投票する支援を改善したことは真実です、しかしすべてのほぼ半分を得させられた上院議員ケリー、カトリック、投票する、またすべてのユダヤ人のもののの上に4分の3。

The ritualistic condemnation of Christian fundamentalists neglects two things: First, secularists are just as likely to provoke moral outrage as are religious believers, yet we rarely read stories about the secular Left. Second, research shows that organizations of Christian fundamentalists are hardly made up of fire-breathers but rather are organizations whose members practice consensual politics and rely on appeals to widely shared constitutional principles.
キリスト教の根本主義者の典礼主義の非難は2つのものを怠ります:最初に、ちょうど宗教の信仰者であるように、モラル憤慨を刺激するのにありそうなように、世俗主義者はいます。しかし、私たちは、めったに世俗的な左の話を読みませんでした。次に、研究は、キリスト教の根本主義者の組織が火息抜きからほとんど構成されないがややそのメンバーが合意上の政治を実行し、広く共有される構成上の法則への訴えに依存する組織であることを示します。

Reconsidering the Polls
投票の再考

One can make a good case that the economy or the war in Iraq was just as important as morality. Of the people who thought tax cuts were good for the economy, 93 percent supported President Bush; of those who thought they were bad for the economy, 92 percent supported Senator Kerry. About half the people thought the Iraq war had made this nation more secure; 89 percent of them supported President Bush. For the half that thought the war had made this country less secure, 80 percent voted for Senator Kerry.
一つは、経済あるいはイラクの戦争が元あった、よい場合を作ることができます、モラルと同じくらいちょうど重要。減税が経済に適していると考えた人々のうち、93パーセントはブッシュ大統領を支援しました;それらが経済に悪いと思った人々のうち、92パーセントは上院議員ケリーを支援しました。およそ半分の人々は、イラクの戦争がこの国家をより安全にしたと考えました;それらの89パーセントはブッシュ大統領を支援しました。戦争がこの国をそれほど安全でなくしたと思った半分については、80パーセントが上院議員ケリーを支持しました。

People vote for the president for a host of reasons that pollsters have difficulty in grasping. All we seem to know very clearly is where they live. The red (Bush) counties are found not only in the South and the Midwest but in the interior of California, Oregon, and Washington, and in upstate New York and eastern Pennsylvania. The blue (Kerry) counties are largely the sites of big cities. Texas may be Bush country, but its far southern counties went for Kerry. To explain the vote requires us to explain the variety of factors that characterize the voting preferences of the great heterogeneous mass of people one finds on farms or in cities. No political scientist has done this, and I doubt that many journalists will do it either. I have attended lots of scholarly meetings where professors try to predict election outcomes with, at best, moderate success.
人々は、世論調査者が理解するのに苦労するという多数の理由のための大統領に投票します。私たちが非常に明白に知っているように見えるすべてはそれらが生きている場所です。赤(ブッシュ)郡は、南部および中西部だけでなくカリフォルニア、オレゴンおよびワシントンの内部で、および州の北部のニューヨークおよび東ペンシルバニアでも見つかります。青(ケリー)郡は大部分は大きな都市のサイトです。テキサスはブッシュの国かもしれません。しかし、その遠い南部郡はケリーに出かけました。投票について説明することは、人々1の大きな異種混合の大部分の投票する優先権を特徴づける要因の種類が農場で、あるいは都市で見つけることを説明することを私たちに要求します。政治学者はこれをしていません。また、私は、多くのジャーナリストもそれを行うかどうか疑います。教授が選挙結果を予言しようとするところで、私は多くの学究的な会に出席しました、で、せいぜい、適度な成功。

One problem is that they have only some very gross measures on which to work, such as the state of the economy and standings in the polls.
1つの問題は、それらが投票の経済および立場の状態のような働くいくつかの非常に総体の手段だけを持っているということです。

The pollsters do not provide much information because they usually gather too few responses to permit observers to cross-tabulate data into all of the relevant categories. What is the vote likely to be in Ohio among gun-owning union members who attend church but who have just lost their jobs and think the United States should spend less time fighting wars? Or how will business people vote if they have received a tax cut, think our invasion of Iraq is not going well, and oppose abortion?
それらが適切なカテゴリーのすべてへ観察者がデータを反対の作表することを可能にするためには通常あまりほとんどレスポンスを集めないので、世論調査者は情報をあまり提供しません。教会に参加するが、彼らはたった今彼らの仕事を失っており、アメリカが戦争をして、より少ない時間を過ごすべきであると考える、銃を所有する労働組合員の間のオハイオにあるだろう投票は何ですか。あるいは、彼らが減税を受け取っており、イラクの私たちの侵入がうまくいかないと思い、中絶に反対する場合、ビジネスマンはどのように投票するでしょうか。

I draw lessons from the election, but not very deep ones. One is that the profound liberal bias among many big-city newspapers and most television stations did not determine the outcome. Evan Thomas was wrong when he said that the Left media would add fifteen points to the Democrats' total but may have been right when he later scaled down his projection to five points.
私は選挙から非常に深いものではなくレッスンを取り出します。1つは、多くの大都市の新聞およびほとんどのテレビ局中の深遠な豊富なバイアスが、結果を決定しなかったということです。左のメディアが民主党員に15ポイントを加えるだろうと彼が言った時、Evanトマスは間違っていました、合計、しかし彼がその後5ポイントまで射出を縮小した時、正しかったかもしれません。

What is most impressive about this election has been the extraordinary success both parties have had in registering new voters and getting them to the polls. Suppose the Democrats had done this better than the GOP. The result might well have been a Bush loss in Florida and Ohio, and thus the loss of the election. Our press would now be running columns about the liberal shift in public opinion, the defeat of fundamentalists, and the importance of antiwar sentiments. But in fact the Democrats did not do a better job than the Republicans. Perhaps the columnists should now just say that Karl Rove out-organized his opponents.
この選挙に関して最も印象的なことは新しい投票者を登録し、投票へそれらを得る際に、両方のパーティーがした、異常な成功でした。民主党員がこれを共和党より上手にしたと仮定してください。結果はよくフロリダとオハイオのブッシュの損害およびしたがって選挙の損失だったかもしれません。私たちの圧迫は、今世論の豊富な変化、根本主義者打破および反戦感傷の重要性に関するカラムを実行するでしょう。しかし、実際、民主党員は共和党員よりよい仕事を行いませんでした。恐らく、コラムニストは今次のようにただ言うべきです、カール、放浪する、彼の相手を組織します。

from AEI, 2004/11/12

 なお,本項目は軍事板とは直接関係はないが,9.11〜イラク戦争陰謀論の道具立ての一つに使われる可能性が高いと考えられ,また,軍事板でもこの種のレスが散見されることから,特に掲載する.
 なにより,九郎襲来にはめっちゃ笑えたし.


 【珍説】
「ブッシュ親子は戦争に参加したことが無い」(TV朝日)

 【事実】
 外務省のこのページにも、
「第二次世界大戦に参加した米国大統領としてはブッシュ前大統領が最後の大統領である」
という一文がありますし,「知ってるつもり」の過去の放送でも触れられています。
 少しは調べろよテロ朝。

(寄星座,2005/2/19)

 なお,本項目に関連し,「寄星座」さんところで,映像をアップしていただきました.茶々入れver.もあり.

 「寄星座」トップページ
http://www.kiseiza.net/
の一番上から見てもらえると,その場所はすぐ見つかります.


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