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<ゼロベース>
 米国海兵隊の秘密基地.
 太平洋の何処かにあるとされるが,正確な位置は誰も知らない.


 【link】

obiekt_JP in twitter ◆(2012/01/28)
沖縄タイムス [オスプレイ騒音]二重基準の人権無視だ http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-01-27_29027/
>辺野古周辺15カ所での騒音予測は,78〜47デシベルで,最小値でもEPAがハワイの基地へ勧告した水準(45デシベル)を上回っている
 …沖縄は野外騒音,ハワイは室内騒音の数値なのに.
https://twitter.com/#!/obiekt_JP/status/163229477739036672
@nagonagu 一次資料はこれです.
 米環境保護庁(EPA)の勧告
http://www.epa.gov/region9/nepa/letters/hi/BasingMV22-H1Aircrft-3MefHiDEIS.pdf
 ハワイ基地オスプレイ環境影響評価書草案(DEIS)
http://www.mcbh.usmc.mil/mv22h1eis/documents.html
 45デシベルの記述は Appendix D のTable C-2 です.

「Togetter」◆(2010/10/24)PC職人X氏の初心者向け海兵隊教室( #futenma #senkau 向けとも言う)

「痛いニュース(ノ∀`) 」◆(2010/05/05)【普天間】 鳩山首相「海兵隊が抑止力と思っていなかった」

「週刊オブイェクト」◆(2009年12月21日)なぜ普天間基地移設先は沖縄県内でなければならないのか ← レス回収済
 なお,ヘリの航続距離が伸びれば沖縄から基地が要らなくなるというものでもないので,念のため.

「週刊オブイェクト」◆(2010年01月03日)ヘリコプターの進化と沖縄海兵隊ヘリ部隊の合理性 ←コメントno.231まで回収済み
   ┃
   ┗「週刊オブイェクト」◆海兵隊はMV-22Bオスプレイの最大作戦行動半径を370nmと認識

「週刊オブイェクト」◆(2010年05月01日)滑走離陸するヘリコプター

「週刊オブイェクト」◆(2010年05月28日)内田樹氏が「それ(核兵器)が沖縄に隠されてる.鳩山首相が抑止力とした正体はそれだ」とトンデモ陰謀論

「週刊オブイェクト」◆(2010年05月29日)金子秀敏氏が「それ(核兵器)が沖縄に隠されてる.鳩山首相が抑止力とした正体はそれだ」とトンデモ陰謀論

「週刊オブイェクト」◆(2010年06月20日)ジョセフ・ナイ教授「日本に駐留する米海兵隊は拡大抑止に不可欠」

「週刊オブイェクト」◆(2010年10月28日)オスプレイを日本報道陣に公開

●「方便」発言問題

「D.B.E. 三二型」(2011/02/16)◆放言止まらず…鳩山前首相「方便」発言が波紋

「Togetter」◆(2011/02/15)鳩山前首相 #futenma 問題への一問一答インタビュー

「Togetter」◆(2011/02/15)ヤメ蚊 @yamebun 鳩山由紀夫 @hatoyamayukio のインタビューを元に #futenma の海兵隊の抑止力を否定せんとする


 【質問】
 海兵隊って抑止力になってるの?

 【回答】
 海兵隊が,ではなく,単にアメリカ軍が,というだけで抑止力にはなる.
 アメリカ軍が駐留してる場所に手を出すってことは,アメリカに喧嘩売るってことになるから.

 その中でも海兵隊ってのは最も戦闘的・機動的な軍隊.
 つまりアメリカが海兵隊を置くことの意味は,ちょっかい出すだけでも痛い目あわすぞ,つってんのと同じ.
 他方で陸軍は,もうちょっと動きが鈍いが,動き出せば圧倒的.
 つまり陸軍を投入するのはアメリカが本気で叩き潰す,つってんのと同じ.

 表立って攻めてこなくても,ついこないだの韓国コルベット撃沈事件のようなことはありうるし,自国の主張をどんどんゴリ押ししようとしてきてる国もあるし.
(はっきり言って,今日米関係がギクシャクしてるからこそ強気に出てる国があそこだ.
 今のうちに前例をいっぱい作っておいて,この先,日米関係が修復してからも,その前例を盾に太平洋で色々やろうと企んでいる)

 他方,有事駐留がありえないのは,平時にちょっと緊張が高まったからといって部隊を移動させてきたら,戦争一歩手前,という必要以上に強烈なメッセージになってしまうからだ.
 それよりは平時から,そこにいる部隊が少し警戒を強める程度で,穏便に済ませた方がよほど政治的に得なことが多い.

軍事板,2010/05/05(水)
青文字:加筆改修部分

 【余談】
 最大の抑止力(社民的意味で)

 ヒゲの隊長のツイッターより.

――――――
SatoMasahisa
 予算委員会で福島大臣は,抑止力は米の「核の傘」ではなく「憲法9条」と持論展開!
 大臣の言葉を借りれば,「最大の抑止力は憲法9条だ」そうだ.
 予想以上の福島大臣の答弁!
 即ち,「戦争をしないとの憲法9条があって,先輩の政治家は戦争をしなかった」.
 核の抑止力の有効性を認めないとの答弁.
 内閣大丈夫?
――――――

 みずぽたんは,みずぽたんだった.
 前に国会で,「自衛隊を認める」という答弁をさせられたので,色々溜まってたんだろうか……

寄星蟲 in mixi,2010年03月23日22:09


 【質問】
 沖縄に駐留する米軍が抑止力になっていないと,「スーパーモーニング」でやっていたのですが本当でしょうか?
 放送によると,
「米軍は中国に対する抑止力となっているという人がいるが,それは間違いで中国と米国は非常に親密である.
 米軍は日本に在留する人間を救出するだけであって,その救出優先順位は
アメリカ人>グリーンカードの住許可を持つ人間>アングロサクソン国家>その他
である」
とあったのですが,本当に抑止力になっていないのですか?
 じゃあ米兵は何で日本にいるのですか?

 【回答】
 抑止力という概念に,親密かどうかはあまり関係ない.
 相手の意思ではなく,能力に備えるのが前提条件なので.
 日本だって中露などだけでなく,アメリカ相手の防衛計画だって持ってる,はず.

▼ 抑止力は,侵略側の政策決定者に対する心理的な阻止機能であって,軍事力だけで構成されるわけではない.
 中国が,米軍の全面介入を前提とした侵攻作戦を行うという状況のみを想定するなら,別に米本土でも良いだろうね.
 しかし,戦後の戦争の多くは,相手側が「米国は介入しないかもしれない」という希望的観測を持っていたことが,開戦を判断した要因のひとつだろ.
 だから戦争を起こさせないためには,
「米国は介入しないかもしれない」
という誤った認識を与えないため,直近に部隊を,しかも介入すれば「確実に米国の若い兵士が死ぬ」歩兵部隊を置く必要がある.▲

 で,大陸中国は未だ台湾の実力奪取オプションを放棄してないというのが,中国共産党自身の公式見解.
 台湾有事の際には,アメリカは軍事力も含めた全ての手段で対処し,阻止するというのがホワイトハウスの公式見解.

>アメリカ人>グリーンカードの住許可を持つ人間>アングロサクソン国家>その他

 これ嘘な.
 本当は
アメリカ人>グリーンカードの住許可を持つ人間>カナダ・メキシコ等近隣国籍の人間>その他

 自国民と永住権を持つ人間はいいとして,北米国家を優先するのはそういう条約結んで,北米の安全保障にかなりの割合で責任もってるから.

 それにそもそも,救出優先順位と抑止力との間には,何の関係もない.
 また,仮に本当に「救出するだけ」の存在であるなら,佐世保に揚陸艦を置くはずもない.

軍事板,2010/05/26(水)
軍事板,2010/05/08(土)(2010.6.2追加分)
青文字:加筆改修部分

▼ 【余談】
 久しぶりに2chニュース速報+板を見ていたのですが,ゲル長官は健在でした.

【政治】 福島みずほ大臣 「米海兵隊は,海外の日本人救出後回し!」→石破氏「自衛隊に救出させる法,あなた方が反対したんでしょ」★5
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1273321031/

 福島さん・・・貴方はアメリカ合衆国海兵隊を何だとお思いになっていたんですか?
 アメリカ人を優先にするってそりゃ当然でしょう.
 アメリカ海兵隊はアメリカ合衆国政府の軍事組織なんですから.
 そして自衛隊の邦人救出に制限を加えた貴方達に,自民党の石破茂政調会長を批判する資格はありません.

 それにしても,てきとうブログを見ていたらネトウヨを連呼する人々ばかりになったので,2chも終わりかと思っていたらそうでもなかったようで.
 まぁネトウヨという言葉が虚構であるのは,前の日記でも伝えた通りですが.

バルセロニスタの一人 in mixi,2010年05月11日22:51


 【質問】
 有事の際に,日本人を米海兵隊は救出する事が出来ないの?
 もし出来ないなら,日本人が日本人を救出できるシステムを作ってから,在日米軍の存在意義を考えたほうがいいんじゃないかな?

 【回答】
 在外邦人救助にアメリカ軍があたるとしても,その部隊が平時から日本にいなきゃならない理由はないだろ?

 米軍は邦人を救出するけれど,あくまで優先度はアメリカ人が上.
 海外の邦人を救出する自衛隊法はあるが,補給路が確保されていないと現地に行けないとか,法の縛りがある.
 その為に自衛隊が日本の島々を守れないとか,おかしな事になっている.

 石破が言うには法の不備を改正しようとしてきたが,当時の野党が悉く反対してきたんだとさ.

軍事板,2010/05/08(土)
青文字:加筆改修部分


 【質問】
> 鳩山由紀夫首相は4日,米軍普天間飛行場の移設問題に関し
>「昨年の衆院選当時は,海兵隊が抑止力として沖縄に
>存在しなければならないとは思っていなかった.
>学べば学ぶほど(海兵隊の各部隊が)連携し抑止力を
>維持していることが分かった」と記者団に述べた.
とのことですが,本当に抑止力について理解したんでしょうか?

 【回答】
 勉強したとかじゃなくて,面倒だから適当に思いつきの言い訳をしただけではないか?と疑わせるふしもある.

 以下,
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100504/plc1005041845021-n1.htm
より.

>−−総理,海兵隊の抑止力は何でしょうか?一体,ここにいなければならない理由は何でしょうか?
>「…」(答えず立ち去る)

 上記情報と,これまでのトンデモぶりを合わせて考えるに,本当は抑止力を理解していなかったとしても,少しも不思議ではない.

軍事板,2010/05/04(火)
青文字:加筆改修部分

▼ とくダネで,拓殖大学・森本教授が言っていたが,鳩山首相(当時)の考えを理解するには,彼が朝鮮半島2国,中国,台湾,とりわけ中国をどうとらえているかを理解する必要がある,とね.

 つまり,鳩山は中国を脅威だと考えていない.
 友愛の精神と東アジア共同体が,彼の持論だ.
 だから抑止力も必要ないし,海兵隊なんかいなくてもいい,と思っている.
 だもんで,基地の県外・国外移設という言葉が軽く出てくる.
――と解説していた.

軍事板,2010/05/09(日)
青文字:加筆改修部分


 【珍説】
 海兵隊は,攻撃の先鋒部隊であり,敵地に陣地を作る工兵部隊です.

matsudadoraemon in twitter,2010年05月07日

 【事実】
 「工兵部隊」吹いた(笑)
 松田さ〜ん,それは無いわぁ(笑) あ,もしかして一発ギャグ?

obiekt_JP in twitter,2010年05月07日 23:46

 Sea Beesと混同してる?
 向こうの硫黄島戦記なんかちゃんと読めば,違うのは一目瞭然なんだが.

2010年05月08日 00:13,ゆずこせう

 戦闘工兵にハリアーやスパホは必要ないとまず気がつかないと.
 それとも草苅り行為を工兵と勘違いしたのかな?

2010年05月08日 00:20,tacticaltomahawk

以上,「軍事板常見問題 mixi別館」より
青文字:加筆改修部分


 【珍説】
普天間基地県内移設に合理性は皆無 - モジモジ君の日記.みたいな.
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 では,なぜ,沖縄になるのか.
 純粋に政治的理由である.
 元々,沖縄の海兵隊が駐留していたのは岐阜と山梨である.
 これが1956年,沖縄に移設された.
 理由は明らかにされていないが,陸軍省も海兵隊も反対していたのだから,少なくとも軍事的必然性からでなかったのは確かだ.
 状況証拠的には次のようになる.
 当時の日本では,反米軍基地運動が激化しており,基地の拡張どころか維持さえ政治的な困難に直面していた.
 冷戦下,基地の縮小はありえない.それで米軍統治下だった,つまり,高等弁務官の布令一つで自在に土地の収用,基地の建設が可能な状況にあった沖縄へ,ということになったのではないか.
 これ以外の合理的説明を僕は知らない.
--------------------------------------------------------------------------------

 【事実】

■軍事技術の進歩と新戦術の発生

 あの当時はそもそも,ヘリコプター単独での台湾降下特殊作戦など,技術的に不可能ですから.
 敵も味方も,です.

 1956年当時,アメリカ軍はまだヘリコプターを用いた戦術を確立していませんでした.
 そもそもヘリコプターとは大戦中に生まれた新兵器で,性能もまだ低く,朝鮮戦争(1950-1953年)では輸送と救命が主任務でした.
 陸戦で積極的にヘリコプターを活用するヘリボーン戦術が確立され,多用されるに到ったのはベトナム戦争からであり,1960年代の話です.
 強襲揚陸艦(ヘリコプターを主な輸送に用いる揚陸艦)という艦種自体,1960年代以降に新たに出現しています.(イオー・ジマ級)

 そしてようやく1970年代に入ってから,沖縄から台湾に直接飛んで帰って来られる大型強襲ヘリコプターが登場しました.
 CH-53Eスーパースタリオンのフェリー航続距離2000km,作戦行動半径500〜600kmという能力は,ヘリコプターとしては非常に高い数字です.
 ベース機体のCH-53シースタリオンの2倍の航続距離です.
 つまりアメリカ軍が強襲揚陸艦の支援無しに直接ヘリコプターで台湾の台北に降下する,という作戦を視野に入れ始めたのは,それ以降の事なのです.

 それまでは考えられてこなかったわけですが,実を言えば当時それまで仮想敵である人民解放軍のヘリコプター部隊は,機材の性能も運用能力もお粗末な限りで,目の前にある台北にすらヘリコプター部隊だけで降下して特殊作戦を行うような能力など無く,アメリカ側は敵特殊部隊の大規模奇襲攻撃を考慮する必要はそもそもありませんでした.

 つまり
「なぜ普天間基地移設先は沖縄県内でなければならないのか」
で述べた作戦計画は,敵味方双方の使用するヘリコプターの性能向上に伴って新たに生まれたもので,技術面での進歩から戦術の取れる幅が広がってしまった事にあります.
 故に,1956年当時の移転理由は,1970年代以降には関係が無くなっています.
 沖縄への海兵隊移転は結果的に,新たな時代の新たな兵器による新たな戦術に対応できる,実に都合の良い配備箇所となりました.
 そしてその有用性は,ヘリコプターと固定翼機の融合である全くの新概念の新兵器,V-22オスプレイの登場により,ますます価値が高まっています.
 海兵隊はCH-53E以外の航続力の低い輸送ヘリコプターまでV-22で更新する予定で,揚陸艦の援護を必要としない航空団単独での作戦が取れる幅が広がる事になります.

「週刊オブイェクト」,2010年01月03日付
青文字:加筆改修部分


 【珍説】
> @fuku_tetsu 普天間基地は,もともと沖縄戦で米海兵隊が戦闘中に接収して作り,
> 後の本土爆撃でも嘉手納と並び拠点空港として使用された歴史のある基地です.
> 米軍が沖縄に海兵隊の基地が必要というのは,沖縄を再び米軍政下に置き,
> 日本攻撃の拠点にする計画を捨てていないということです.
http://twitter.com/matsudadoraemon/status/13354306169

 【事実】
 松田どらえもんのデンパ強度は,副島級もしくはリチャード・コシミズ級だな.

>普天間基地は,もともと沖縄戦で米海兵隊が戦闘中に接収して作り

――――――
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%AE%E5%A4%A9%E9%96%93%E5%9F%BA%E5%9C%B0

1945年 - 沖縄戦の最中に,宜野湾一帯がアメリカ軍の支配下に置かれると,アメリカ陸軍工兵隊の発注により中頭郡宜野湾村(現・宜野湾市)の一部土地を接収し,2,400m級の滑走路を持つ飛行場が建設された.
1953年 - 滑走路が2,800メートル(9,000フィート)に延長され,ナイキミサイルが配備された.
1960年 - アメリカ陸軍からアメリカ海兵隊へ移管された.
 民有地については,琉球政府が住民から土地を一括で借り上げたうえで米海兵隊に又貸しをし,軍用地料(基地・飛行場の土地賃借料)については,アメリカ側から琉球政府に支払われたものを,住民に分配する方法が採られた.
――――――

 どうみても間違ってます.
 本当にありがとうございました.

ニュース極東板,2010/05/04(火)


 【質問】
 在沖海兵隊の定員が一万八千人だと言うのは水増しだという話がありますが,実際はどの位なんでしょうか?

2010年04月17日 00:04,キズメガネ

 【回答】
 定数と充足率の関係も理解せずに「水増しだ!」と叫ぶのは,軍隊というものを舐めてるんじゃないか?と小一時間.
 定数充足なんて,それこそ全面戦争でも始まる前の,入念な準備をしてる時くらいじゃないですかね?
(定数というのが定員です)

2010年04月17日 00:07〜01:52,JSF

 ちゅうか軍隊って定数を(常には)満たしていないのが普通では.

2010年04月17日 00:27,肥後守

以上,「軍事板常見問題 mixi別館」より
青文字:加筆改修部分



 【質問】
 在日米軍基地のあるべき規模と言うのは,現在の数(定数未満の充足率)を基準に考えるべきなのでしょうか?
 それとも有事にも対応できるように,定数を基準に考えるべきなのでしょうか?
 個人的には後者だと思うのですが,件のごたごたもここの違いが周知されてないからだと思うのですが,如何でしょう?

2010年04月17日 10:12,SIROWENLI

 【回答】
 軍隊というのは有事に備える組織なのですから,有事の際に求められるキャパシティを前提に考えないと,破綻すると思います.
 詳しくは
「kojii.net」■平時とピーク時
参照.

2010年04月17日 19:25,井上@Kojii.net

以上,「軍事板常見問題 mixi別館」より
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 コンウェイ海兵隊総司令官自身が,沖縄から移転すべきだと主張しているそうですが?

――――――
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/futenma/
移設と在沖海兵隊の抑止力についての主張

コンウェイ海兵隊総司令官

テロとの戦いが重要,海兵隊は一体として移転配備すべき

航空部隊が地上部隊,後方支援部隊の兵站部門などと距離的に分離された場合,
効果的な訓練実施が不可能になり,アフガニスタンにおけるテロとの戦いにおけるリスクが高まり,
テロに対する抑止力が低下することを重要視すべきだ.
(分散案は,普天間暫定存続案,嘉手納統合「騒音低減」案,シュワブ陸上案).

米太平洋海兵隊司令部

日本では即応能力も訓練も制限される

グアムはアメリカの領土のため各国の軍隊を招いて合同で訓練することも可能となるだろう.日本ではそれは困難.
日本政府はおそらく他国の軍隊が日本の領土に入るのを望まないだろう.
我々は今,北マリアナ諸島の中で船から海岸に上陸し,すぐに実弾を使った射撃訓練に入れる場所を探している.
各国がグアムに来れば,お互いの協力関係が進み,一緒に訓練すれば即応性が向上する.
――――――

 【回答】
>グアムはアメリカの領土のため各国の軍隊を招いて合同で訓練することも可能となるだろう.
>日本ではそれは困難.

 それはあくまで「訓練」の話.
 グアムへの「一時配備(外来機)」って事.
 海兵隊にとって沖縄は,あくまで「恒久配備(常駐機)」という位置付け.

 そしてコンウェイ海軍大将は最近こう言っている.
「現行案を進めるべき」普天間移設で米海兵隊トップ(2010/03/11)

>グアムはアメリカの領土のため各国の軍隊を招いて
>合同で訓練することも可能となるだろう.日本ではそれは困難.
>日本政府はおそらく他国の軍隊が日本の領土に入るのを望まないだろう.

 各国合同で訓練するのに,日本よりグアムの方が適当という話であって,普天間移設の主張として,その部分だけを取り上げるのイカサマもいいとこ.

 前から思ってたけど,そこの情報はどうも信頼できない.

軍事板,2010/04/22(木)
青文字:加筆改修部分


 【珍説】
http://www.the-journal.jp/contents/futami/2009/12/post_11.html
>ところで,米海兵隊の任務はなにか.96年12月,ペリー国防長官(当時)は「万が一,朝鮮で戦争が起きた場合,海兵隊は,初期において重要な役割を果たすであろうが,戦争に注ぎ込まれる兵力全体に占める割合は大変に小さい(very small)ものとなろう」と述べた(注).「初期の重要な役割」とは在韓アメリカ人の救出である.日本が期待している朝鮮有事に備えるという,米海兵隊の沖縄に駐留する前提は崩れているのである.

>海兵隊の歴史は存続のための戦いだった.トルーマン大統領は強烈な海兵隊廃止論者であり,後に,大統領になったアイゼンハワー陸軍参謀総長も廃止論者だった.海兵隊が生き残ってきたのは,軍事上の必要性からではなく,猛烈なロビー活動の成果であった.いうなれば,アメリカ国内の「軍閥のヘゲモニー争い」である.米ブルッキングス研究所のM・オヘロン主任研究員は「沖縄の米海兵隊は死活にかかわるような戦略上の重要性を持っていないし,日本に駐留している他のいかなる米軍施設にもまして日本国民と日米同盟関係にストレスを与えている」と述べている.海兵隊の沖縄からの撤退こそ日米同盟の深化・強化に必要だと思う.

 【事実】
 海兵隊がどれだけ激烈な戦争をやってきたか,ここにあるように抑止力になってきたか,まるで無知だ.
 大体,ペリー国防長官の発言を勝手に解釈しているし.
 それはここにあるような,緊急時の火消し的役割に決まっているだろうが.
 こんな人物が民主党のブレーンなのだから救えない.

高野実 - Wikipedia
>高野実(後の総評事務局長)の長男として生まれる.なお,気功師で毛沢東主義の新左翼活動家,津村喬は弟.
>かつては日本共産党の党員であり,同党離党後は共産主義労働者党の専従活動家となり,「黒木」名義で同党の機関紙執筆者となるなど関わりを持った.大学卒業後に共産党系の通信社「ジャパン・プレス・サービス」に入社し,広告・PR会社「麹町企画」勤務

…親子二代で生粋の赤か.

Posted by 名無しT72神信者 at 2009年12月22日 21:34:24

「週刊オブイェクト」コメント欄,2009年12月21日付より
青文字:加筆改修部分

 そもそも,在沖米海兵隊は朝鮮有事ではなく台湾有事(ry


 【質問】
 最近,普天間基地関連のニュースでよく米軍基地の映像を見ますが,いつも駐機場に多数の輸送機や大型ヘリが停めてあるの何のためですか?
 連絡用には多すぎると思いますが,何か大規模な空輸を伴う作戦に向けて常に備えてるんですか?
 それとも単に格納庫が足りてないってことですか?

 【回答】
 それは,駐機スポット.
 普段の格納庫は整備中とか,長期に使用予定の無い機体しかおかない.
 駐機スポットにある機体は,整備済みで即応体制に有る機体を置いてる.
 そもそも普天間は海兵隊の基地であり,キャンプシュワブとかの海兵隊と訓練とか行うので,別段不思議じゃない.

軍事板,2009/12/12(土)
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 普天間ヘリ部隊の意義は?

 【回答】
 わかり易く言えば,普天間基地のヘリ部隊は消防署で火災発生時に消防署員が滑り降りる「鉄棒」に例えられます.
 言うまでもなく,二階の待機所から滑り降りれば直ぐに消防車に乗り込めるところに,それのみに,存在意味があります.
 言うまでもなく「二階」は「海兵隊基地」,「消防車」は「上陸用艦艇」や「極東地区の戦場」にあたります.

 つまり,ヘリ基地は海兵隊員駐屯基地の直ぐそばになければ,全く意味がありません.

 海兵隊はそれ自身でも戦闘機や攻撃機も持っていますが,それだけでは戦争や紛争の初期消火にも解決にもなりません.
 武力行使の目的は「自国の意図を敵に強要すること」ですから,その本質は「敵のボスに銃剣を突き付ける」ことです.
 そのため,兵士を「急速に」紛争地域に送り込む必要があります.
 「急速に」が海兵隊の存在価値です.
 時間をかけてやるなら本国にいる陸軍で出来ます.

 今朝(2009/12/4)の新聞によれば,鳩山首相の意図は
「ヘリ基地をグァムに移せ」
のようですが,それは
「海兵隊全体を追い出せ」
と殆ど同義です.
 そうでなくても,南西諸島に中共の軍事的脅威が迫る中で,極東の軍事バランスを激変させる愚挙です.
 為政者の軍事音痴は,怖ろしい危機を招きかねません.
 〔略〕
 オーストラリアの各都市で一杯「LEST WE FORGET」と書かれた戦争記念碑を見せつけられ,帰国早々にこのニュース.開いた口が塞がらない気分です.

 蛇足ですが,「国民目線」もひどいですね.
 あれは衆愚政治を地で行く話で,日露戦争後の日比谷焼き討ち事件や昭和16年当時の朝日新聞に代表される,国民世論に迎合した時の政府と同じです.
 いかに選挙目当てとはいえ,国政に与る政治家として恥ずかしくないのでしょうか.

 以上,ヨーソロの管見でした.

ヨーソロ in おきらく軍事研究会,平成21年(2009年)12月7日


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